2017年07月09日

ふたたび沖縄へ(2)

 次の日もよく晴れていた。近くの海で泳ぐことにした。裏手には遊歩道が延びており、断崖を見下ろしながら進むと、真栄田岬にたどり着くというわけだ。手前にあるきつい石段を下りると、ダイビングをするためのスポットがある。平らな珊瑚が数メートル続いたあと、一気に数十メートルの海底に落ち込んでいるという。
 白波が結構立っている。ここは引き潮で命を落とす人が少なくないらしい。シュノーケルと水中メガネ、フィンをつけても、僕の泳ぎでは心配だ。そこで岬の先にある砂浜まで行くことにした。
 そこには二組の親子連れしかいなかった。関西弁の一家と、金髪の欧米人の母子だけ。白波はリーフの外側で立っている。これを見て、西表島の星砂の浜を思い出した。海水パンツに着替え、シュノーケルを装着して海に入った。小さな珊瑚には青い小魚、ルリスズメダイや、クロハタの幼魚なども泳いでいた。銀色の鱗を光らせる奴は、なわばり意識が強いらしく、ぐるぐると同じ所を巡っている。
 岸から十メートルほどの辺りで泳いでいた。もっと沖まで行ってもよかったのだが、木陰に置いたままの荷物が気にかかっていた。もうすぐ潮が引き始めるので、展望台に戻ってシャワーも浴びた。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 03:05| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする