2017年06月24日

『男はつらいよ 純情篇』(第6作)

 冒頭でテレビが「ふるさとの川 江戸川」という番組を流している。そこに映し出されたのは、柴又帝釈天の題経寺と御前様、次いで「とらや」のおいちゃん、おばちゃん、妹さくらである。望郷の念にさいなまれ、寅次郎は「とらや」に電話をかける。今までは柴又から電話をかけることが多かったが、今回は旅先の山口で、これから長崎の五島に向かうところだった。
 寅次郎は旅先で子連れの女と出会い、女のふるさと、五島の実家に向かう。父親と娘の語らいを聞くうちに、寅次郎は「帰るところがあると思うからいけない」と悟る。悟りながらも望郷の念に負けて、柴又に舞い戻る。
 その頃、「とらや」には遠縁の女夕子が間借りしていた。夕子に対する好意と、さくらの夫、博の独立問題がからまってくる。印刷工場の社長との対立も収まり、社長は工員らと博、さくらを誘って川下りを催す。「木曽の御嶽山」と謡いながら、舟下りしているのは江戸川である。
 夕子の夫が現れて、寅次郎の片思いも終わる。毎度のごとく恋破れて、また旅に出る。もう帰ってこないと思いながら、帰ってくるのは、これで最後と思いながら、制作されていった『男はつらいよ』のシリーズである。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 01:36| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

梶井基次郎の青春(ePub)

 伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、電子本ePub3形式(縦書き)で配信します。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
atsuitenohira.epub

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksやbREADER(http://breader.infocity.co.jp/)でご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。Windows8用のアプリのEPUB Reader(http://www.skyfish.co.jp/epubreader.html)でも開けますが、一部のレイアウトが反映されません。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにもようやく対応しました。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 01:23| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

ひめゆりの塔と沖縄戦(1)

 石垣港に戻り、行きとは違って、石垣空港から飛行機に乗った。那覇空港まで50分。全くあっけない。春海ユースホステルに泊まったのだが、夕食を作るのはやめたと言われ、やむなく外食。道路は渋滞しているし、これじゃ東京と同じじゃないか。
 朝食後、那覇バスターミナルへ行った。本島南部の戦跡に向かうことにした。途中の道路もかなり渋滞していた。糸満のバス運転手は親切で、ひめゆりの塔の所で下りて見学してから、平和祈念堂に行ったらいいと教えてくれた。同僚と話しながらだったが、ウチナーグチ(沖縄方言)だとは全く分からない。それをヤマトグチ(日本語)で言い直してくれた。
 ひめゆりの塔のバス停で下りる。日射しが強く、目をまともに開けていられない。塔の前には赤い花が山のように供えられている。その前で記念撮影している観光客が多いが、僕にはその感覚がよく分からない。そこには資料館があり、沖縄戦の歴史が分かりやすく説明されている。ひめゆりの塔のちょうど地下が、女学生たちが従軍看護婦の見習いとして働いていた洞窟となっている。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

posted by 高野敦志 at 03:57| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする