2017年05月05日

ウィリアム・ブールマンの『肉体を超えた冒険』(2)

《ハイヤーセルフへの帰還》は、変性意識への誘導が巧みだと感じた。しかも、波に身を任せることで、形に対する執着を捨て、光の中に融合していく瞑想は、聴いていて快いものである。ただ、CDの解説を読むだけでは、この瞑想が体外離脱にどう役立つか、いま一つ分からないかもしれない。そのためにも、『肉体を超えた冒険』は必読であると感じた。
 ロバート・モンローの著作は、SFでも読んでいるような面白さがあるが、体外離脱の方法については、簡単な説明しかされていない。ウィリアム・ブルーマンの同書ほど、体外離脱の具体的な方法と、非物理的世界について詳しく論じている本はないだろう。
 体外離脱をするための方法として、特に有効なものとして視覚化が挙げられている。現実に存在する部屋を、目に見えるまで詳細に脳裏に再現するのである。次に、非物理的な身体で部屋を出ると想像し、イメージの中で行動するのである。
 また、アファメーションの重要性も説かれている。寝る前に「私は体外離脱する」と繰り返し宣言する。現れたイメージが不鮮明だったら、「クリアー」と唱えることで、霧が晴れたようにくっきり見えるようになる。肉体を意識してしまうと、肉体に引き戻されてしまうので、とにかく、イメージの世界に没入するようにする。体験したことを記憶するためにも、アファメーションは有効である。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:33| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする