2017年04月12日

石垣島のイトマンジー(4)

 実は昨夜、洗濯をして干しておいたのだが、漁をやっている青年が取り込んでくれていた。こういう家庭的なところが、ユースホステルの良さなのだ。束の間の友情だと分かっていても。
 ペアレントの奥さんが用意してくれた弁当を食べた。雨が上がったところで、若いおじさんと一緒に、また海岸に出かけていった。潮はすっかり引いていた。魚のいっぱいいるイトマンジー(糸満地)という小島に行くことになった。かつてはこの島で、海人(うみんちゅ)が寝泊まりしていたらしい。
 シュノーケルと水中メガネを持って、干潟の上を歩いていく。石灰化した珊瑚は、割れた陶器のように鋭いので、足を切らないように、サンダルなどではなく靴をはいていく方が安全だ。

 イトマンジーは地続きになっていた。水中メガネをつけ、シュノーケルを口にくわえた。こつとしては、シュノーケルは適度の強さで噛むこと。噛みすぎると、かえって海水が口に入ってくる。呼吸はゆっくりと規則的にし、吐く方を主とすること。間違っても鼻から吸ってはいけない。鼻から海水が入って、ひどく苦しい思いをする。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:01| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする