2017年01月13日

ロザリンド・A・マクナイトの『宇宙への体外離脱』(2)

 ロバート・モンローの世界観を、もし一冊で知るとしたら、モンロー自身の著作よりもふさわしい。《ゲートウェイ・エクスペリエンス》に出てくる「アファメーション」や「レゾナント・エナジー・バルーン」が、「体外離脱」時の肉体を守るために必要である点や、「エネルギー・バー・ツール」などによって、エネルギーを補充したり、体力を回復させる方法なども、どのような試行から生まれたかがよく分かる。
 ロバート・モンローが言う「フォーカス15」は時間が存在しない状態だと説明されるが、外的な宇宙や時間・空間そのものが、魂の生み出した幻想に過ぎないという。この辺は仏教の唯識派の主張を思い起こさせる。すべては「阿頼耶識」の現れだという。実は宇宙という幻想は、自身の内部にしかないという。内的な宇宙を自身の外部に投影しているに過ぎないということになる。
「体外離脱」という表現も正確ではなく、意識レベルで知覚する次元を変えているという。「フェージング」という用語で説明されるように、さまざまな次元に、意識が出たり入ったりしているというわけである。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 00:21| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする