2017年01月02日

「ゴーイング・ホーム」私見(11)

「帰還」は言うまでもなく、生まれる前の世界、非物質的な世界への帰還である。「通行権」と同じように、死後の意識を体験するわけだが、途中でフォーカス23に寄る。そこは「囚われの世界」だから、自分の魂は通過すべきなのだが、亡くなった身内や知人がフォーカス23に留まっている可能性がある。熟練している人の場合、ヘルパーの助けを得て、そこから相手を救い出し、魂の休息が可能なフォーカス27に連れていく。これを「リトリーバル」という。
 そうしたことができなくても、死後にフォーカス27を目指すべきであることを、覚えておく必要がある。フォーカス27が安息の世界であるのを知っていれば、自然と惹きつけられるようになるだろう。
 バックに流れてくるのは、J.S.Eppersonの《Higher》である。この曲が余りに耳に心地いいので、このまま留まっていたくなるかもしれない。メタミュージックだから、アルバムの方は創造の源であるフォーカス15に誘導するのだろう。《ゴーイング・ホーム》の場合はフォーカス27だから、気を張っていないと、たちまち意識を失って眠ってしまいそうになる。
 アルバムの《Higher》について、怖い系の音楽だという書き込みを見たが、分かるような気がする。死後の世界へ誘われる感じがするからだ。不治の病の患者が聴いて、安らぎが余りに心地よい場合、このまま死んでしまってもいいと思うだろう。だからこそ、自分が大切だと思う人に対して、メッセージを発するように求めるのだと思われる。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 00:48| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする