2017年01月18日

「ゴーイング・ホーム」私見(15)

「臨終正念」という言葉がある。死の瞬間の意識が重要で、それが死後も続く魂の状態を決定してしまうという。怒りや苦痛に苛まれて死ぬと、その状態にとらわれたままになる。寝床で静かに息を引き取るのが最高だ。安らかな気持ちにさせるため、遺族は泣き悲しむのではなく、感謝の気持ちを述べて見送ってあげてほしい。
 果たして、死後の世界は存在するのだろうか。それは生きている者には分からない。ロバート・モンローとヘミシンクの実験を行ったロザリンド・A・マクナイトは、霊媒の才能がある女性だったようである。ヘミシンクの「ゲートウェイ・エクスペリエンス」で変性意識に移行する訓練を積むと、ヘミシンクの音声なしに、体外離脱が可能となったり、高次の自己の声や、ヘルパーと呼ばれる知的生命体のメッセージが、理解できるようになるという。マクナイトは死後の世界でロバート・モンローと再会したときの状況を『魂の旅』という本の中で記している。
 死後の世界は時間が存在せず、思ったことがたちどころに実現してしまうらしい。また、死後にどんな世界に引きつけられるかは、その人間がどのような波動の許で生きてきたかによるという。低次の波動で生活していると、煉獄や地獄と言われる状態にとらわれてしまう。なお、それはヨーガで言うチャクラの波動と関連があるらしい。
 心臓のチャクラは肉体と精神の中間に属するチャクラで、慈悲や愛と関わりがあるので、生前から覚醒させておいた方がいいだろう。だからこそ、《ゲートウェイ・エクスペリエンス》の「レゾナント・チューニング」で「アー」という発声を行い、心臓のチャクラを目覚めさせるのである。
《ゲートウェイ・エクスペリエンス》から《ゴーイング・ホーム》まで体験してきたわけだが、正直言って《ゴーイング・ホーム》の世界は表面的にしか理解していないようだ。死が差し迫っているわけではないという点もあるが、フォーカス12や15、21の状態を、マスターし切れていないという点が大きいだろう。今後は《ゲートウェイ・エクスペリエンス》のおさらいをして、自己の体験を深めていこうと考えている。

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2017年01月17日

「ゴーイング・ホーム」私見(14)

「枕経」というのは、臨終の際に僧侶が読み上げるお経のことである。心臓が止まった直後、まだ意識が残っている段階で、死後の引導を行うのである。臨死体験との関連で注目を浴びた『チベットの死者の書』も、「枕経」として死者に聞かせるものだった。ただ、日本の僧侶は、葬儀で漢訳の経典を棒読みするので、普通の日本人にはちんぷんかんぷんである。最近は漢訳の経典を読み下す場合もあるが、古文を理解できなければ意味がない。本来は現代語で聞かせるのが筋だろう。
《ゴーイング・ホーム》の「別世界への旅立ち」は、不治の病に冒された患者に、息を引き取った直後に聴かせるもので、現代語の日本語なので「枕経」の役割を果たせると思われる。
 バックに流れている曲は、J.S.Eppersonの《Higher》である。これを聴きながら、自分の臨終の時を想像してみた。すでに亡くなった身内の顔が見える。今は認知症を患っている母も、別世界に旅立った後は正気を取り戻しているだろう。死後に残される親しい人たちのことも思い浮かべた。死の瞬間に苦痛を和らげるため、脳内麻薬が放出されるというから、夢見心地でこの世に別れを告げることになるだろう。(つづく)


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2017年01月16日

黒部峡谷パノラマ展望ツアー(6)

 上部トンネル出口広場まで、元来た道を下っていく。シートに置いてあったリックサックをかつぐと、またトンネルを下っていく。竪坑エレベーターの前に来たところで、詳しい説明を受けた。
 そこに延びているレールは、「上部専用鉄道」のものである。トンネルの先の明かりはぼやけ、心なしかかすんで見えた。四十度の高熱地帯を通過するため、トロッコも完全密閉式となっている。機関車の運転席を見せてもらい、写真も撮影することにした。
 何となく気づいていたのだが、「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」というのは、関西電力が管理する区間のごく一部でしかない。「上部専用鉄道」にも乗るには、別途応募する必要があるのだが、抽選で当たる確率はかなり低いらしい。何度も挑戦しているのに、一向に当たらないという話を聞いた。もし興味があるなら、「黒部ルート見学会」で検索すればいい。
 トロッコで元のルートをたどり、欅平に戻ってきた。一時間余り時間があったので、お握りだけ食べて、黒部川沿いを少し散歩することにした。ここには以前、一人で来た時に歩いた道がある。人喰岩の所まで下りていく。そこは川の浸食で崖がえぐられ、怪物の口のようになっている。コンサートホールの天井みたいに、砂防ダムの音が反響して聞こえる。
 その先のトンネルは急勾配の上り坂である。これほどの傾斜なら、ケーブルカーでなければ列車は走れないだろう。トンネルを出たところでタイムアウト。祖母谷(ばばだに)に行く時間はない。(つづく)

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