2017年01月27日

ぼくはネコなのだ(7)

 兄貴とぼくが、階段を上って玄関の前、いつもえさが置いてあるところに飛び出したとき、「ガー!」っていう威嚇の声がして、白に黒縞のオヤジさんがこちらをにらんでいた。
「兄ちゃん、どうしよう」
 普段は威張ってる兄貴も、毛を逆立てて尻込みしている。いつでも逃げられるようにして、ぼくを前に立たせようとする。
 叫び声を聞いて、母ちゃんがぼくらの前に走り出た。
「ここはわたしたちが住んでたところなのよ!」
「そんなこと、知らねえや。空き家に誰が住もうたって、他ネコさまに文句を言われる筋合いじゃねえや。こっちだって、おまんま食い上げりゃお陀仏よ。行き倒れのネコなんざ、車にひかれて煎餅だ。線香の一つもあげちゃもらえねえぜ……」
 ぼくは母ちゃんの陰で聞きながら、その口上に聞き入っていた。ネコの世界にも極道のおじさんがいるんだな。いわゆる「極ネコ」っていうのが。(つづく)

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2017年01月26日

ロバート・モンローの『究極の旅』(3)

 モンローの世界観では、「自分」というのは現在の自分だけではない。前世と来世を含めたすべての自分が本来の自分であるるモンローは自分の集合体を「向こうの自分」(IT,I- There)と呼ぶ。時空にはMフィールドという非物質的エネルギーの場がある。思念や感情はMの振動であり、「向こうの自分」はMのみでできている。Mは望ましくない思念放射の場合もあるので、受信を遮断する必要もあるという。自分が転生を繰り返すのは、真実に近づく上で何かが足りないためである。そのすべてを知るために転生する。前世は動物だったのに、現世は人間になったというのは、霊的に進化したということなのだろう。
 仏教では「六道輪廻」ということを言う。たとえ現世は人間でも、悪業を積むと地獄や畜生道に堕ちると教えている。しかし、モンローの世界観では、罰を与えるために来世で苦しめられるというのではないようだ。「地獄道」や「餓鬼道」「修羅道」などは、来世ではなく死の瞬間の意識が死後も持続しているのだろう。殺人などの罪を犯したり、自殺をしたり、餓死など非常に苦しい死に方をした場合、自分が死んだことに気づかず、まだ生きていると思って苦しみ続ける。自分は死んだんだと悟って、上方に助けを求めればいいのに。
 では、「畜生道」はモンローに言わせれば、進化過程にある生物で、まだ人間のレベルに達していないものということになる。ペットなどは人間のそばで生きることで、来世に人間として生まれる可能性がある。人間が来世に動物にレベルダウンすることはないようだ。人間となった自分には、無数の「向こうの自分」がいて、救いを求める現在の自分を助けてくれているわけだから。ただ、その声を無視していれば、誤った人生に迷い込むということはありうる。
「人間道」以外に「天道」が残るが、これはモンローなら、人間より進化した別の知的生命体ということになるか? 物質的世界では、人間以外の知的生命体は見つからないが、非物質的世界では遭遇する機会が多い。それは非物質的世界では、時間や空間が存在せずに、思った瞬間に移動できることによるのだろう。


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2017年01月25日

FREE ONLINE OCR SERVICE

 以前、スキャナーと「一発OCR for一太郎」というソフトを買った。スキャナーはもう古くてきれいに読み取れない。せめてソフトだけは動くかと、Windows10にインストールを試みたが、一太郎がインストールされていない、という表示ではねられてしまった。最新の一太郎は入っているのにね。
 そこで、フリーのソフトでいいものはないかと探したら、FREE ONLINE OCR SERVICE(http://www.onlineocr.net/)というサービスが見つかった。PDFや画像から文字を抜き出し、ワードやエクセル、テキストファイルに変換してくれる。46の言語に対応し、日本語や中国語、韓国語でも可能。
 自分で撮影したページからだと、斜めになったり変換はいま一つだが、コンビニでスキャンしてpdf化した場合は、変換率は実用レベルだと思う。インストールする必要はないし、1時間に15ページまでなら登録も必要なし。無制限に行いたい場合は、登録を求められるが無料である。

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