2016年12月01日

白山のふもとにて(4)

 砂防新道の方向には、鳥居をくぐった先に、日本一の規模を誇る吊り橋があった。下は急流が流れている。吊り橋の上から、周辺の写真を撮った。上高地の河童橋みたいな感じである。しかし、別当出合の方が人気(ひとけ)も少なく、山奥といった感じである。
 白山に登る場合は、ここで登山届けを出し、室堂まで四時間かけて上がっていくことになる。山頂はさらに先にあるから、健脚でなければ難しいだろう。室堂の山小屋に泊まるとして、登山と下山に二日は必要である。白山は高山植物の花が美しいことで知られているが、長時間歩き続けることになるので、本格的な装備をしなければ登れない。
 吊り橋に向かって山から下りてきた人たちがいたが、先頭の女の子などは死んだようにぐったりしていた。山で激しい雨に見舞われたらしく、体力を使い果たしてしまったかに見えた。(つづく)

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:20| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする