2016年11月17日

合掌造りはどちらがすごい(2)

 五箇山の合掌造りは相倉地区以外に、菅沼地区にも広がっているが、そちらに回る余裕はなかった。ただ、五箇山最大の大きさを誇る岩瀬家には寄った。相倉地区から離れた西赤尾町にある。かつては三五人も居住していた大所帯だった。
 すでに二時近くなっていた。岩瀬家の斜向かいにある食堂に入った。日本そばにちらし寿司、煮物や酢の物など、地味なようできめ細かな心遣いの感じられる料理で、実においしい。近くには真宗大谷派の行徳寺があった。北陸は蓮如が布教したこともあって、浄土真宗の門徒が多い地域である。
 さて、合掌造りと言ったら、先ず白川郷を挙げる人が多いと思うが、かつての山里の面影を求めるなら、五箇山に足を運ぶべきである。確かに、規模の上では白川郷は大きいのだが、余りに観光化されてしまって、静かなたたずまいを期待した人は失望してしまうだろう。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:20| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする