2016年11月08日

兼六園と金沢城(1)

 北陸新幹線が開通したので、都心から金沢や富山への便は格段に良くなった。もし利用する場合は、「かがやき」号に乗車するといい。大宮を出た後は、長野まで止まらない。信越本線がダラダラと登り続けた碓氷峠も、新幹線なら軽やかに登っていく。峠を越えたという感覚もなく、軽井沢も通過してしまう。
 金沢駅に到着したのは、八月十六日の午後一時半前。着いた途端に激しい雨に見舞われた。やむなく、友人と、香林坊にあるホテルにチェックインした。雨のやむまで七階の部屋で寝っ転がっていた。旅の出鼻をくじかれた気分になった。
 窓の外を見ると、どうやら小降りになっている。徒歩で兼六園に向かうことにした。前田斉広(なりなが)が文政年間に完成し、宏大・幽邃(ゆうすい)・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝を兼ね備えるという意味で、松平定信が命名したという。蓮池の付近は二代目利長の時代に作庭されたといい、二百年もかけて竣工した庭園なのである。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:45| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする