2016年11月24日

白山のふもとにて(1)

 次に車を止めたのは、蛇谷という所である。蛇のようにくねくねと、はるか下の谷底に下りていくと、山の中腹から黄色い岩肌をさらした姥ヶ滝が見える。ちょうど老婆が白髪を振り乱したようで、幅は100メートル、高低差は76メートルもある。露天風呂「親谷の湯」は壊れて空になっていたので、足湯にちょっと手を突っ込んでみた。それだけで、ちょっぴり疲れがとれた気がした。
 その日に泊まったのは、手取川の河畔に立てられたホテル。ダムの水位が下がったために、本来湖に見えるはずのところで、川底がさらされていた。部屋にはダイヤル式の電話が置かれている。もちろん、インターネットはなく、ドアも施錠式。昭和の雰囲気が漂う古いホテルだった。
 それでも、部屋は広く、重役が泊まるような広さがあった。常陸宮殿下や、浩宮時代の皇太子殿下、紀宮様もお泊まりになったそうで、廊下にお写真が飾られてあった。(つづく)

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2016年11月23日

「ゲートウェイ・エクスペリエンス」私見(31)

 いよいよ「ゲートウェイ・エクスペリエンス」も、ウェーブYに入る。「ローカル1を知覚する」では、肉体ではない「第二の体」を感覚的に知るための訓練を行う。ここで言う「ローカル1」とは、「ヒアHere」(こちらの世界)で、「ローカル2」の「ゼアThere」(あちらの世界)と対置するものである。「第二の体」とは、要するに気功で言う「気」やヨーガの「プラーナ」で出来たエネルギー体で、意識を持った自分は、そのエネルギー体であると考えるわけである。
 ここでは、目の前に存在する対象を、肉体の手ではなく、「第二の体」からエネルギー体の手を伸ばすことで、普段はぴったり重なっている肉体とエネルギー体にずれを生じさせるのである。その感覚をつかむことで、体外離脱のこつを得るのである。
 僕の場合、目の前にお茶の入ったペットボトルを置いた。手を膝の上に置いたまま、肉体から「第二の体」の手が飛び出して、ペットボトルをつかむことをイメージした。実際にエネルギー体の手を視覚化し、その手がペットボトルをつかんで、プラスチックの抵抗やお茶の冷たさをイメージしてみた。これは暗示によって、自己催眠に陥らせているだけかもしれないが、それについては考えないことにして、実験を継続することにした。(つづく)


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2016年11月22日

「ゲートウェイ・エクスペリエンス」私見(30)

 続く「フォーカス15の探究」はフリーフローなので、時間の存在しない状態で、過去や未来への移動が可能だとされる。例えば、自分が生まれる以前の幻影が見えたとしても、それが果たして「前世」かどうかなど確認する方法はない。ただ、それが反復して現れた場合、自分自身の内面に深く関わる問題である可能性がある。
 僕自身が行ったのは、自分自身の過去の体験を思い出すことである。未成年の頃や、小さな子供の頃、断片的に覚えていることがあったら、その日はどんな状況だったか、思い出してみるといい。また、かつて住んでいた家を、イメージの中で再構築し、その中を歩き回ったり、寝っ転がったりすることを想像してみよう。これなら比較的容易にできるはずである。
「前世療法」と言われるものも、フォーカス15の状態で、前世の自分が何であったか教えて下さいと念じると、何らかのイメージが現れることを指すようである。それが現在の自分のコンプレックスと関わりがある場合、前世と関係があるかどうかは別として、無意識の深層に沈んでいたイメージを呼び起こすことで、何らかの癒しの効果が期待できるわけである。(つづく)


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