2016年10月18日

「指宿」は「いぶすき」(4)

 特急玉手箱号の終点は指宿駅である。改札口を出ると、鰹節とお茶の接待を受けた。駅の近くのコンビニで弁当を買って、ふたたび指宿枕崎線の下りに乗った。JR九州が指宿〜枕崎間を廃止するのではないか、という憶測が流れている。確かに、指宿を過ぎると乗降客が激減する。
 西大山駅で降りた。ここはJR最南端の駅として知られている。何にもない閑散とした駅だが、最南端にあるので、鉄道マニアの人が集まって、発車する列車を撮影している。線路の先には開聞岳がそびえている。踏切までの風景はのどかで、昭和の頃の面影を感じた。
 線路の先に見えるのは、大きな開聞岳である。薩摩半島の南端は、この火山の支配下にある。駅で弁当を食べて、四十分ほど駅の周辺でのんびりした。指宿枕崎線が廃止されれば、この風景も過去の物となるのだろう。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 00:04| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする