2016年04月30日

KASINA専用の「龍旋幻夢」Dragon Rising(2)

 今回発売された「龍旋幻夢」は、武田氏が開発したもので、ブレーンマシーンに見られる強力な脳波誘導の効果を、SpectraStrobeの繊細な光の表現、バイノーラルビートとモノラルビートを組み合わせた「ハーモニックボックスX」という強力な脳波誘導信号で実現したもので、ブレーンマシーンが視覚と聴覚の両面で大きく進化したのを実感した。
 KASINAのゴーグルには付属品の他、目を開けて光を体験するDeepVisionという別売りのゴーグルがある。目を閉じて用いる従来のゴーグルは、リラックス効果があり、意識を深い状態に誘導する効果が高い反面、繊細な光の動きをつぶさにとらえることはできない。DeepVisionでは万華鏡のように動く光の動きを、逐一目にすることができると同時に、半眼にすることで、脳裏の深層イメージを導き出すことができる。SpectraStrobeの光を十全に体験するには、従来のゴーグルよりDeepVisionの方が向いているわけで、「龍旋幻夢」の体験をより迫真性のあるものにしてくれる。
 1曲目のDragon Risingは、絶え間なく上昇する音楽と信号が、眼前に青い龍の鱗を思わせる模様を描き出す。龍神が天に昇っていくような神々しさや、畏敬に似た意識を呼び起こす。息をつくいとまもない迫力である。 2曲目のHevenly Relaxは一転して、夏の日の仮眠をイメージした作品。せせらぎとウィンドチャイムが聞こえ、深い安らぎを感じさせてくれる。疲れやストレスがたまっている時に使うといい。
 3曲目のHi Energy Gateはビートの利いた音楽と、目まぐるしく変化する光と、脳波を誘導する信号を組み合わせたもので、ダイナミックな力とくつろぎを交互に感じさせてくれる。

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2016年04月29日

KASINA専用の「龍旋幻夢」Dragon Rising(1)

 KASINAとはMindPlace社の脳波誘導マシンで、日本では八幡書店が独自のプログラムを組み込んで販売している。昨年12月にインターネットの「ドミューン」(http://www.dommune.com/)で、ブレーンマシーンの開発者武田崇元氏が出演する特集が組まれ、ユーザーの一人として参加させていただいたことがある。
 KASINAは点滅する光と脳を刺激する信号音で、脳波をくつろぎの状態のアルファー波や、夢見心地のシータ波に誘導する。従来のAudioStrobeの形式は他社の脳波誘導マシンと互換性があり、インパクトのある刺激が特徴であるが、KASINAはMindPlace社が開発したSpectraStrobeの形式にも対応し、より繊細な表現に向いている。
 武田氏が開発したブレーンマシーンは、強力な脳波誘導で一世を風靡したが、八幡書店版のKASINAはそれをソフトで再現しており、学生だった自分には手の届かなかった高価なマシンのソフトウェアを、コンパクトな筐体の中に組み込んでいるのである。ブレーンマシン自体は、脳波誘導の信号音のみを発するもので、ユーザーは好みの音楽とミックスして楽しむことができたが、バーチャルで再現されたプログラムも、使い方は基本的に同じである。(つづく)


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2016年04月28日

高原に広がる青い海(11)

 青海湖の水面は、やはり昼下がりの方が憂いを帯びていて美しい。明るい夏の海って感じは平凡だ。堤の上からは背後のなだらかな山々が、朝日を浴びて目に映えている。湖水を覗き込むと、魚の姿は何も見えない。
「いませんか。前来たときはいたのに」と白さんが言ったので、「昨天我們吃了」(きのう、僕たちが食べちゃった)と答えたら、彼は大笑いしていた。
 次に向かったのは小北湖。そこには人っ子一人いなかった。芝生のように砂浜に草が生い茂り、水面近くまで続いている。実は、小北湖はかつて青海湖の一部だったのだが、水位の低下とともに切り離されたのだ。アラル海のように、湖底が剝き出しになる運命が待ち構えているのか。
 湖岸には巨大な藻が、干からびた雑巾みたいに打ち寄せられている。一つが五十センチ近くもある。一部は五メートル先の湖面まで漂い、さざ波にゆらゆら揺れている。
「鳥はいませんね」と白さんが言った。
「ほら」
 僕は一羽のカモメを指さした。白さんと陳さんは、落ちていたゴミをカモメに向かって投げる。餌だとすかさずとらえようとするのだが。
「頭がいいから分かるんだよ」と僕は答えた。(つづく)


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