2021年04月18日

麻辣湯の「楊国福」

 高田馬場駅前に「楊国福」という火鍋の専門店ができた。中国全土で六千店舗を超えるチェーン店で、都内にも続々と新しい店舗が開店している。
 火鍋というと、二人以上で食べるのが一般的だが、「楊国福」は一人でちょっと食べたくなったときに、気軽に入れるというのが特徴である。ファーストフード店のような明るさ、清潔さは、若者を引きつける重要な要素である。
 店内に入ると、一人ずつトングとボールを手に取り、棚に並んだ羊や牛、豚などの肉、ワンタン、白菜、ほうれん草、小松菜、しめじ、えのき茸、ゆば、ラーメン、刀削麺をはじめとする多数の麺類、数え切れないほどの食材から、食べたい物だけを選んで、ボールに入れていく。
 重さを量って料金を払い、スープの辛さを決める。辛いのが好きなら中辛がいい。大辛は中国人向けの激辛だろう。材料を厨房に出してもらい、引換券を受け取る。
 料理ができると、番号を呼ばれる。でも、この店は表記が中国語と英語で、店員もお客も僕以外はすべて中国人だったから、中国に行ったみたいな気分だった。中国語で「41」と呼ばれたから手を挙げた。昔、ちょっと中国語を勉強したから、簡単な挨拶ぐらいは分かる。
 肝心な味の方だが、まろやかでいい味が出ているが、しっかり香辛料も利いている。これは癖になる味だ。日本語でしゃべれば、店員も日本語で答えてくれるから、中国語ができなければ入れない店ではない。


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平成世相歌留多(ePub)

 カルタとはポルトガル語のcartaに由来し、本来はトランプを含めた広義のカードを言います。キリスト教が伝来した頃、西欧人が遊ぶゲームを見て、国産のトランプ「天正かるた」が作られました。その後、百人一首や花札など、日本独自の物が考案されました。
 子供の頃に遊ぶ「いろはかるた」は、「犬棒かるた」の名で親しまれていますが、遊びとともにことわざを覚えさせる意図があります。平成の世もいよいよ終わりが近づいてきたことから、今の世相を風刺したカルタを作ってみました。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
carta.epub

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにも対応しています。
 EdgeではePubは読めなくなりました。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。

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2021年04月17日

猫帰る

 またもや、茶トラの猫が家出してしまった。だが、自由を謳歌するのも束の間、日が暮れると激しい雷雨になった。車の下に避難したものの、足もとを容赦なく水が流れる。体は濡れる、雷鳴はとどろく。すっかり恐怖におびえて、赤ちゃんみたいに鳴きだした。
 僕と妹が声をかけたが、猫は泣き叫ぶばかり。こちらもずぶ濡れになりそうなので、傘をささずに手を差し伸べることもできない。しばらくして雷は遠ざかり、小やみになると、猫はほっとしたように、暗い庭の中を歩き回る。玄関を開けっぱなしにして、廊下に餌を置き、マタタビの粉をかけておびき寄せようとしたが、玄関の中を覗き込むだけで、また出て行ってしまった。
 茶トラの猫は、甘えん坊の反面、とにかく外に出たがる。出た途端によそよそしくなり、逃げ回ってしまうのだが、初日に雷雨に見舞われたのが相当応えたようだ。翌日はよく晴れて、隣家の芝生でひなたぼっこしていたが、何か楽しんでいる様子ではない。出て行ってしまった以上、引っ込みがつかなくなっているような。
 二晩野宿した次の朝、さすがに心細くなったのか、鳴き方が妙に甘えている。ただ、玄関をくぐる勇気だけがないような。「家に入れ、家に入れ」と祈っていると、妹が差し伸べた手に、猫は抵抗することなく身を委ねた。朝夕はまだ寒いこの季節、ストーブにへばりついていた茶トラの猫にとって、雷雨におびえた野宿は過酷だったようだ。


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