2016年08月24日

蘭州にも白頭山?(2)

 薄い肌色の塔は西安の大雁塔ほど高くないが、インドで舎利を納めたストゥーパ(仏塔)が、日本の五重塔に変化する過程を示しているのか。石造りで入れ子細工のように、上の階に行くほど小さくなっている。実は、チンギスハンに謁見しようとして、この地で没したチベット僧を供養するために建てられたのだそうだ。
 時間がなかったので、そこにたどり着くために、けもの道のような崖をよじ登った。そこで三人、別れの記念撮影をした。眼下にはおだやかな流れとなった黄河が、蘭州の町を貫いている。青海省の山中を流れる急流と比べると、非行で暴れ回った少年が、誠実な青年に成長したかのようである。
 時計を見ると、十時二十分。下りて蘭州の空港に向かうことになった。
「もうすぐみんなとお別れだけど、僕自身も旅行している自分とお別れして、また普段の自分に戻っていくんだ」
 それからは、白さんに「袖振り合うも多生の縁」ということわざについて話し、「こうして会っているのも、前世で会っていたからかもしれないし、たとえ生きているうちに会えなくても、生まれ変わったときに会えるかもしれない」と言うと、白さんもうなずいた。(つづく)


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2016年08月23日

ロバート・モンローの『魂の体外旅行』(4)

 ロバート・モンローは体外離脱を体験して、宇宙の真理についてさまざまなことを学ぶ。知的生命体には人間として生まれた者と、一度も肉体を持ったことがない者が存在するらしいこと。死後に「第二の体」を持っているのは、人間だけではなく、猫などのペットも同じであること。
 輪廻を肯定しており、男女のいずれに生まれるか選択していること。死んでも自身の死を自覚しない者や、肉体を失いながらも、想像力によって、生前と同じ世界をイメージして楽しんでいる者もいるという。イメージによって鳥になって空を飛んだり、魚になって水中を泳いだり、他の肉体に入り込むことも可能だとしている。
 体外離脱した「第二の体」が、肉体と同じイメージで服を着ていたりするのは、「第二の体」が記憶しているからだという。ただし、「第二の体」のまま肉体から長い間離れると、記憶が弱まって「第二の体」の形が崩れてしまう。それを防ぐ方法が、「第二の体」からさらに体外離脱して、純粋なエネルギー体として移動することだという。

参考文献 ロバート・モンロー著『魂の体外旅行』(笠原敏雄監修 坂場順子訳 日本教文社)


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posted by 高野敦志 at 03:44| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

芥川龍之介論(ePub)

 芥川龍之介の「河童」「蜘蛛の糸」「藪の中」の三篇を中心に論じたものです。芥川の作品がお好きな方は、ぜひ目を通して下さい。

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksやbREADER(http://breader.infocity.co.jp/)でご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。Windows8用のアプリのEPUB Reader(http://www.skyfish.co.jp/epubreader.html)でも開けますが、一部のレイアウトが反映されません。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにもようやく対応しました。

以下のリンクからダウンロードして下さい。
akutagawaron.epub

 ちなみに、芥川の「侏儒の言葉」を辞書データに変換し、アップロードしてあります。ファイルは汎用性のあるepwing形式です。以下のページからダウンロードできます。
http://takanoatsushi.seesaa.net/article/271093127.html

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。

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