火鍋というと、二人以上で食べるのが一般的だが、「楊国福」は一人でちょっと食べたくなったときに、気軽に入れるというのが特徴である。ファーストフード店のような明るさ、清潔さは、若者を引きつける重要な要素である。
店内に入ると、一人ずつトングとボールを手に取り、棚に並んだ羊や牛、豚などの肉、ワンタン、白菜、ほうれん草、小松菜、しめじ、えのき茸、ゆば、ラーメン、刀削麺をはじめとする多数の麺類、数え切れないほどの食材から、食べたい物だけを選んで、ボールに入れていく。
重さを量って料金を払い、スープの辛さを決める。辛いのが好きなら中辛がいい。大辛は中国人向けの激辛だろう。材料を厨房に出してもらい、引換券を受け取る。
料理ができると、番号を呼ばれる。でも、この店は表記が中国語と英語で、店員もお客も僕以外はすべて中国人だったから、中国に行ったみたいな気分だった。中国語で「41」と呼ばれたから手を挙げた。昔、ちょっと中国語を勉強したから、簡単な挨拶ぐらいは分かる。
肝心な味の方だが、まろやかでいい味が出ているが、しっかり香辛料も利いている。これは癖になる味だ。日本語でしゃべれば、店員も日本語で答えてくれるから、中国語ができなければ入れない店ではない。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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ラベル:麻辣湯,楊国福,四川料理,火鍋